- 作者: 藤原祐,椋本夏夜
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/05
- メディア: 文庫
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
ライトノベル業界でも屈指のダウナー系作家、藤原祐氏の「ほのぼのxダーク」な第三巻。
学園異能、なんて言葉で言い表そうとした時期もありました。
しかしまぁ、この人の作品の黒さは本物ですね。凄いです。
浅井ラボ氏、甲田学人氏と並べたら鬱系ユニット「黒い三連星」とか結成できそうです。
(もしかしたら、もう組んでるかも・・・)
ここいらで告白しておきましょう。
実は、硝子もいいのですが舞鶴蜜がかなりお気に入りです。
今回のエピソードでは少ししか絡みませんでしたから、後編である4巻でどう出てくるのか様子見です。
まぁ、間違いなく「ダーク」な期待を裏切らないんでしょうけど・・・
反対に、日常描写は凄く甘ったるいです。・・・その落差が凄いんですが。
今回も口絵から本編まで、「ほのぼの」もしっかり含んでいます。
このシリーズ。更に楽しむには電撃hpの「レジンキャストミルク フラグメント」を読むことを推奨します。
まぁ、そのうち短編集として出るでしょうが・・・
2巻の発売に合わせた短編も上手かったですが、今回も出来はなかなか。
「硝子と蜜の料理対決」ですよ?読みたくありませんか?
とまぁ、着実にお勧めしつつ次巻を待つのですが、来月には発売なので一安心です。