詳しく感想・第2回
- 作者: 『このミステリーがすごい!』編集部
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2005/11/26
- メディア: 単行本
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連載するほど大した読みものでもないけれど、こういう形式のほうが気合が入るんですよね。
第2回は「作品紹介」についての感想です。
さてさて、作品紹介とはなかなか難しいものです。
特に、相手の好みを想定しない不特定多数相手の場合は尚更です。
この辺は以前ネタにした記憶もありますな。
ある程度、無難に有名どころを押さえるか、私的オススメで一点突破かというところでしょう。
んで、このラノ06の紹介方法はというと、
「ランキングに投票コメントを添えた紹介」→(皆が読んでるものへ興味を持たせる)
「キャラクター・台詞による紹介」→(自分の好みに合いそうなキャラ・絵に興味を)
「レーベル別新人紹介」→(新人のみ括って興味を)
「紹介文付きジャンル分類」→(好みのジャンルで未読のものを紹介して興味を)
「目利きの選ぶ作品」→(純粋に紹介文の内容で興味を)
となります。
売り上げ分析やコラムも紹介になりますが、目的が違うはずなので割愛。
・・・全方位完備してますね。基本コンセプト通りというか。
わかりやすいラベル貼りで狙いを決めさせて、オススメ文で落とす、と。
このミステリがすごい!は読んだことが無いのですが、そちらで作品紹介のノウハウをきっちり確立してるんではないでしょうか。詳しい方の意見が欲しいところです。
そも、基本コンセプトが「○○のオススメ」とか「データ集」、あるいは「ブーム解説」などではないので全体的に判りやすい構成なんだろうなぁ・・・
・・・ううっ、書いてて恐ろしくなってきた・・・
ともあれ、今回言いたいことは以下の一言
「ラノベ関連書籍の中では新規開拓に役立つ確率が高い」
次はおそらく最終回、分析データいろいろと全体総括へと続くのでしたとさ。