平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

電撃hpリニューアル!・・・で、どう変わった?

というわけで電撃hp情報とか分析とか。
まず書誌データ

電撃hp (Volume37)

電撃hp (Volume37)

リニューアル前
ページ数約380ページ、定価900円
電撃hp (Volume38)

電撃hp (Volume38)

ページ数約400ページ、定価686円


ロゴや縦横表記の変更など細かい変更点も多いが、
「同じ厚さで安くなった」
これが最も重要と言えるだろう。


次、中身。
リニュ前=「小説9本、企画7本」
リニュ後=「小説10本、合同企画1本、企画11本」
小説は読みきりが減り、人気シリーズの連載が増えた。
これは単にhpの普及を狙ったものであると思われるが、このまま続くのかどうかは謎。
リニュ前から減ったのは、コミックや1Pイラスト企画などの絵師関係。
企画として占いが増えたのは・・・若い世代対策?
特に変わってないのはインタビュー企画や書評、新刊紹介や広告など。
ややメディアミックス作品の露出が増えたかも。


まとめ
全体的に「攻勢に出た」感が強いです。
他の雑誌との売り上げ比較ができないので詳細は不明ですが、
間違いなく売りに来ているでしょう。
人気作の読みきりが読める反面、中堅の活躍する場所ではなくなる危惧もあります。
今後の状況を見守りたいところです。


次号は山本ケイジ氏が表紙。
つーとことはその次はしにがみ。或いはいぬかみかな。
次回ピンナップに「バッカーノ」「カスタム・チャイルド」「二階の妖怪王女
と、目新しい要素が入っているのにも注目。