平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

感想

薔薇のマリア〈2〉壊れそうなきみを胸に抱いて (角川スニーカー文庫)

薔薇のマリア〈2〉壊れそうなきみを胸に抱いて (角川スニーカー文庫)

薔薇のマリアVer0 僕の蹉跌と再生の日々 (角川スニーカー文庫)

薔薇のマリアVer0 僕の蹉跌と再生の日々 (角川スニーカー文庫)


最近、スニーカー文庫をヘビーローテ気味に読んでいます。
既刊シリーズまとめての感想、ということで。


04年、第7回角川学園小説大賞特別賞を受賞。受賞作は別途刊行予定があるそうで、こちらはデビュー作にして新シリーズだったようです。
ライトノベルファンパーティーの時に名前を見かけていて、なんとなく覚えていました。
作者さんサイトの日記によると、1巻の重版が決まったとか。


んで、主観感想。
きっぱりはっきりファンタジーでした。基本は剣と魔法。魔法の延長線上にいろいろありますが、独自色が出てるのは「医術士」の職業ですな。
失礼を承知で例えるなら「ユルさのないフォーチュン・クエスト」死者蘇生に関するアレコレや、パーティ編成から連想したのかも。主人公がたまにお荷物と化しているところとか(笑
主人公の所属するパーティのキャラクターそれぞれが良い味だしてます。人物を楽しみつつ、RPG風の世界を楽しむ作品だと感じました。
あ、あと主人公の外見に騙されました orz
・・・最近こんなんばっかだ。
しかし、こういうの読むとMMORPGやりたくなりますねぇ。いろいろ無理だからやらないですが。


割と面白かったので、新刊即買いリスト入りしそうです。
当面の動きは3巻がそのうち出るのと、ザ・スニ連載ですな。
比較的新しい、スニーカー文庫のの中堅どころという印象なので、今後の推移を見守りたいと思います。
あ、感想書いてて気付きました。この手の作品にありがちなマスコットがいない!シロちゃんみたいな!!
可愛い小動物系が加入すれば、人気も何割か増えたりして。