平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

感想二つ


とりあえず言っておきます。厚すぎ!!
・・・さて、独特の魅力で続くシリーズもはや11冊目。先月から続いての下巻になります。この日記で取り上げてる回数もかなり多いはず。
最近では電撃の新刊紹介で上位に押し出されていますし、電撃hpでのアニメ化希望アンケートでも割と上位です。少し前にフィギュアもあったはず。いい感じに盛り上がってますね。


んで、この巻で幾つかの謎が遂に明かされます。うあー、そうきたかぁ、と嘆息。
普通の小説2冊分ほどの見せ場があるので、読み応えは充分。出揃った各キャラも大暴れして、いい味出してます。
個人的感想ですが、とかく作者の川上氏はカップルを描くのが上手い。どこかヌけてるのもあわせて、読んでて楽しいですね。会話の面白さだと前エピソードから登場のヒオ・サンダーソンが飛びぬけてますな。


物語の舞台は違う世界を描いているとはいえ、決着が付くのはおそらく2005年のクリスマス。あと数回のうちに完結するであろうこのシリーズも、最後まで目が離せません。
・・・しかし、単価高いよなぁ・・・文字量多いから納得だけど。今回は分冊は無理だったんだろうなぁ。苦労したであろう関係者の方にお疲れ様ですと言いたい気分。それくらいこの厚さは異常。