感想二つ
終わりのクロニクル 5(下) AHEADシリーズ (電撃文庫)
- 作者: 川上稔,さとやす
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/07/01
- メディア: 文庫
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とりあえず言っておきます。厚すぎ!!
・・・さて、独特の魅力で続くシリーズもはや11冊目。先月から続いての下巻になります。この日記で取り上げてる回数もかなり多いはず。
最近では電撃の新刊紹介で上位に押し出されていますし、電撃hpでのアニメ化希望アンケートでも割と上位です。少し前にフィギュアもあったはず。いい感じに盛り上がってますね。
んで、この巻で幾つかの謎が遂に明かされます。うあー、そうきたかぁ、と嘆息。
普通の小説2冊分ほどの見せ場があるので、読み応えは充分。出揃った各キャラも大暴れして、いい味出してます。
個人的感想ですが、とかく作者の川上氏はカップルを描くのが上手い。どこかヌけてるのもあわせて、読んでて楽しいですね。会話の面白さだと前エピソードから登場のヒオ・サンダーソンが飛びぬけてますな。
物語の舞台は違う世界を描いているとはいえ、決着が付くのはおそらく2005年のクリスマス。あと数回のうちに完結するであろうこのシリーズも、最後まで目が離せません。
・・・しかし、単価高いよなぁ・・・文字量多いから納得だけど。今回は分冊は無理だったんだろうなぁ。苦労したであろう関係者の方にお疲れ様ですと言いたい気分。それくらいこの厚さは異常。