感想
- 作者: 平坂読,片瀬優
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MF文庫Jライトノベル新人賞第0回優秀賞受賞。0というのは、賞が創設される前に投稿された作品につけたためらしいです。
作品への予備知識はほぼゼロ。作者については知る機会が多かった。ネットで日記とかやってますし、良く行く作家さんサイトで言及されていたのが動機です。webで発言している作家さんの名前は割と覚えますね。
うーん、とても歪んでいます。まともな(=ベタな)ラブコメを期待すると酷い目にあいます。
多分どこかで言われてるんでしょうが、西尾維新作品を更にオタク受けするようにした感じ。
成田良悟氏も一部歪んだ作品出してるけど、これはもっと狭く深くイってるような。
1巻、2巻とノリは全然変わりません。地の文に変なネタを仕込むのは「釣り」なんだろうなぁ。
「偶然がいくつも重なりあって」って明らかに故意にこのフレーズ使ってるとしか思えない。でも気付いてしまう。むぅ。
1巻終盤であったとあるドンデン返しは、2巻読むまで信じてませんでした。やられた。
2巻で明確に示されていたテーマ「日々全ては一種の戦争である」ってのをラブコメ方式でひたすら独自に描いていると思います。そのために普通のラブコメじゃありえない要素てんこもりなんだと考えます。
もうちょっとまとめると作品全体のテーマも言葉に出来そうだけど、とりあえずは保留。
イラストの片瀬優さんの絵は妙にエ(ry
・・・ともあれ、もう少し読んでみたいと思ったのは確か。今後も要チェックの方針です。
違う毛色の作品を書いたらどうなるのか興味があります。
追記
っと、昨日付けで「4巻完結」との作者のコメントがでてました。なんてタイミングだ。
モノグラフの草三井さんは意図したわけじゃないだろうけど、タイムリーでした(笑
作者blog→http://hirasaka.exblog.jp/540362/
情報元→mOt
また追記
作者の平坂読氏のblogがトラバOKだったのでやってみる。↑みたいな感想でも大丈夫だろうか・・・
でもまあ、重度の筆不精な私にはこういうネットならではの繋がり方が合ってるかもしれません。