感想
- 作者: 谷川流,G・むにょ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/04
- メディア: 文庫
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絵師さんも新しくスカウトしてきた模様。ドラマガで別作品の挿絵やってますね。
さて、どうしましょうねコレ?正直に言うとお勧めしません。
自分で手に取る気になったのなら、あとは自分次第だと思います。
でも、高校生くらいの自分が読もうとしてたら止めさせようとするかも。
谷川氏の作品には、とにかく喋るキャラが複数出てくるのですが、その割合が他シリーズより更に強力です。いわゆる「戯言」が駄目な人は苦痛になるかもしれません。
ちなみに、作中で異様に濃い電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラムネタが出てきます。
カタカナの単語はほぼ全て機体名、あとは攻撃手段についてなのです。(ERL=ビットみたいなもの)
いきなり単語連発してほったらかしにすることで、雰囲気作りに一役買っていそうです。
これ、恐ろしいことに売れてるようです。いま書いてる時点でのBK1ウィークリーランキング文庫系4位。破壊力は「デビル17」、「され竜(主に3巻あたり)」、「砂糖菓子〜」級だと感じました。
個人的な好みでいえば、読んでて楽しい話が好きなので辛いところです。
でも、ある程度毒を含んだものに触れることにも意味はあると思います。いろんな意味で自己責任ですが、興味と勇気があるなら読んでみては如何でしょうか?
(あ、そういえばこれって「ぱんつはいてない」作品に加えれるんじゃないかなぁ?どうでしょう?)
- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2004/12/10
- メディア: 文庫
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今回はデビュー作シリーズ5冊目にして、初の短編集。
最後に収録されている短編のみ、電撃hpで発表済み。もちろん大幅加筆修正アリ。
や、今回も楽しませて貰いました。依然に電撃hpで短編を読んだ時、「この方は短編のほうが向いてるんじゃなかろーか」と思いましたが、期待通りでした。
内容としては、「一方通行(アクセラレータ)編」と「上条冬馬編」の2テーマで短編幾つか、という感じでしょうか。
単発なら、ビリビリ女子高生御坂美琴の話が良い味出してます。全体としては一方通行にスポットが当たる感じ。
上条冬馬は・・・この1冊の中だと、最後の短編が浮いてて残念。時系列的にどうしようもなかったはずですが、全体の構成は少しだけ評価減。
とはいえ、個々のエピソードは少年漫画的「燃え」展開なので、テンション上がりますね。
こちらもbk1ランキングを見るとなんと3位。1位のブギーは別格として、お稲荷様に次ぐ勢いと言うのは凄いです。
先日、ラジオドラマ化できそうな作品として名前を挙げましたが、これはそのうちメディア展開ありそうです。
「設定・既出キャラブン投げ」という微妙な特徴も持っておられますが、基本的にデフォ買いは当面続きそうです。
・・・別シリーズで短編集とか出したら面白そうなんですけどねぇ。
(あ、こっちも「ぱんつはいてない」作品のような・・・ひそかなブーム?というか、その判断基準って何?)