感想
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/02/05
- メディア: 新書
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吉永さんから一転して殺伐。戯言シリーズの番外編とでもいうべきなのか?
来月に出るネコソギラジカルの前に読めて幸運だった。
しかし、中毒症状がキツいので感想は時間をおいて考え直します・・・
というわけで時間を置いて考えてみる。
私は何人かの作家さんの作品においていわゆる「3大欲求」に匹敵するくらい先を読む欲求が強くなります。西尾維新氏のもかなりコレに近い。一気読みしてしまうのですな。
「構成」に翻弄され「文章」に酔う。とでも言いましょうか。まあ言ってしまえば「ハマった」ということなのでしょうが。
特に文章で読み手を惹きつけるのが上手いんだろうなぁ、と思います。もちろん合わない人は合わないけど。
内容については、戯言シリーズより読みやすいんじゃないかと感じました。難解な台詞回しは変わりませんが、行動から読み取れるものが理解の助けになるかも。
もっとも、舞台は戯言世界準拠なのでこっちだけ読むのも勿体無いような。
これで西尾氏の著作で未読は、単発ものが数冊残るだけです。随時入手していきたいなぁ。
講談社ノベルズは価格が高めなので、予算のやりくりに苦労してます。