平和の温故知新@はてな

ライトノベル関連のニュース、感想、考察などを書いていました。管理人まさかの転職により2013/04/06を持って更新停止。……のはずが、たまに更新されることも。

感想

悪魔のミカタ〈7〉番外編・ストレイキャットリターン (電撃文庫)
悪魔のミカタ〈8〉It ドッグデイズの過ごしかた (電撃文庫)
悪魔のミカタ〈9〉It ドッグデイズの終わりかた (電撃文庫)
悪魔のミカタ〈10〉It スタンドバイ (電撃文庫)
悪魔のミカタ〈11〉It ザ・ワン
悪魔のミカタ〈12〉It ストラグル (電撃文庫)


以上に
悪魔のミカタ〈13〉It/MLN (電撃文庫 0954)
現行最新刊のこいつも購入して、一気読み。
シリーズ自体は13巻でひと段落つきました。
後半部分の新刊を待つのは辛かっただろうなぁ・・・
更に言えばこのシリーズ、1〜5巻、6巻と7巻、8〜13巻くらいに大別できます。
その中でも、できれば10〜13巻はまとめて読むのをお勧めします。
私は概ね分類した通りに読めたので、気分良く読めました。


今回読んだIt編(8〜13巻)の部分は、正直長いです。人物多いです。
展開も最初は全貌が見えずイライラするかも。
・・・でも、最後はしっかり纏まります。
悪魔のミカタ」というシリーズとしての伏線なんかは続きますが、
Itと冠した物語は完結します。
作者の意図したものが知りたければ12巻あとがきあたりを覗くといいでしょう。


あえて内容を分類するなら群像劇だったと私は感じました。
作者のうえお久光氏は沢山いるキャラの心情を見事に書ききってます。
(キャラごとの扱いの差はどうしても存在しますが)
それぞれのエピソードの結論をすべて見られる「読み手」の特権を楽しみました。


思えば、こちらのhttp://d.hatena.ne.jp/CAX/20040708で感想を読んで
それからずっと気になってたんですが、ようやっと追いつきました。
はてなダイアリで読んだ感想を元に新規開拓をするようになってから、
まだまだ面白いものがあるんだなぁ・・・と思うようになった今日この頃でした。