非モテタイムズがラノベ記事で書いている「出版止め」って何?
- 作者: みかづき紅月,.,兎塚エイジ
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/03/09
- メディア: 文庫
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エロいラノベが出版止めに エロゲ風表紙の影響(非モテタイムズ)
PHP研究所は経済論壇誌『Voice』や、歴史雑誌『歴史街道』など、ビジネスマンや歴史ファン向けの本・雑誌を刊行する硬派な出版社として知られている。そのPHPが今年に入ってラノベ市場に参入した。
しかしそのうち、『おしえて!マーメイド』という作品がエロ描写がキツ過ぎて社風に合わないためか、出版止めとなり、現在PHP研究所のサイトでは「品切れ」となっている。
上記の記事、一部は引用しましたが、全体を要約すると
「ラノベの表紙がどんどんエロくなっている」
「PHP研究所のライトノベル作品『おしえて!マーメイド』がエロいせいで出版止めになった」
ということ・・・らしいです。
この記事を読んでみたところ、1つ目はともかくとして2つ目の「出版止め」というのが何を指しているのか不明瞭で困りました。
「版元品切れ*1」「絶版*2」のどちらかなら、まだ理解できるのですが・・・
そもそもPHPのサイトで品切れしてるだけでは版元品切れや絶版なのかも断定できず、
この記事を読んだだけでは真偽が第三者から確認できないと感じました。
んで、ついったーでこの辺についての反応を見ていたのですが、
作者のみかづき紅月さんからコメントが。
[http://twitter.com/mikazukikougetu/status/19264512835:Twitter:detail]
「確認とったところ在庫はちゃんとあるし、ただHPの表示がミスってただけ」とのことです。
これでまぁ疑問解決かな・・・と思ったのですが、
非モテタイムズの編集長さんが他の方に「取材はしている」という反論をされているのを見て、また分からなくなりました。
「ソースはPHPさんの内部から聞いた話」とのことです。
これは仮定ですが、
「在庫はあるけど重版予定がないだけ」
という状況なら理解は出来るんですよね。
まぁ重版しない理由が「社風に合わないから」だとしたら酷い話だとは思いますけど。
またみかづき紅月さんの発言からは、絶版になってるわけではないと読み取れます。
あ、一応書いておくとPHP研究所内で「社風に合わない」という声が出ている可能性はあると思います。
コミック部門もあるとはいえ、ラノベ系の表紙に抵抗感がある方もいるでしょうし。
ただ個人的な希望としては、こういう話題の場合は根拠も明確に示してほしいと感じました。
もちろん明示しないのも書き手の自由ですが、その場合は「信頼できない」と判断する可能性が高くならざるを得ないです。
・・・まぁ「PV集められれば記事の真偽はどうでもよい」というスタンスなのであれば、また話は別ですが。
なお、私の方で把握してるついったー上でのやりとり詳細は下記にまとめておきました。
読んでみての判断は各自にお任せします。
非モテタイムズのラノベ記事は飛ばしではなく取材してたらしい(Togetter)